会発足の趣旨


 

 

2009.10.10 スマイルシード発足

 

箕面市では小学生までは学童保育やファミリーサポートが利用でき、長期休み等について保障されていました。しかし中学に入り、支援の必要な子どもたちの個人差はありますが、クラブの積極的参加や地域活動への参加も難しく、とりわけ長期休みの過ごし方についての課題が持ち上がりました。

 

支援サービスを利用しようと考えた中でも、色々な不安が湧き上がってきました。そしてその不安や現状が、今まであまり行政に届いていないように思われました。その理由として、まず支援サービスを受けたいが具体的にどうしたらいいのか分からない、困っている人自身が日々の生活の中で余裕がない、困っているがあきらめている、少ない支援の中で情報を開示してしまうと希望者が増えて必要度の高い人が利用しにくくなるのではないかという声があり動けない。そして小中学生では「ゆうやけの会」「つばさの会」はあるけれども「箕面肢体不自由児者父母の会」や「箕面手をつなぐ親の会」に入っている人が少なくなってきている事などがあるのではないかと考えました。

  そこでそのような困っている声を集め。現状を把握し、行政に伝えると共に、親同士が情報共有することを目的とする会として、この会(支援の必要な中高生の豊かな地域生活を考える会:略称スマイルシード)を発足しました。

 

この活動を通して親子で交流できたら嬉しく思います。

そして、子どもたちの大切な思春期を豊かに過ごしてほしいと切実に願います。

 

2017.10.10 発足8年目 名称統一

 

 

 メンバーの子どもたちのほとんどが成人し、活動内容も変わってきたため、会の名称を、当初の略称「スマイルシード」に一本化しました。